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南日本音楽コンクール 60回記念コンサート

宝山ホールで開催された、
南日本音楽コンクール 60回記念コンサート」に伺って参りました。

南日本新聞社が主催する「南日本音楽コンクール」は60年という長い歴史を持ち、
鹿児島の音楽の発展に貢献して来た素晴らしい取り組みで、
県内のみならず、全国から出場者が集まります。
また、地方のコンクールには珍しく、作曲部門も開催されます。

今日のコンサートは、歴代の審査員を始め、
優秀賞受賞者や海外派遣留学生(コンクールの特典)など総勢60名が出演されました。

オープニングは、打楽器奏者6名によるアンサンブル。
企画の中心になられた中間貴子さんは、
鹿児島のパーカッションカルテット「フォーマレッツ」のメンバーとしても活躍されていて、
サウンド・プロデュースとして小森邦彦さんを迎えたアルバムでは、
邦人初録音となったライヒの《セクステット》など、魅力的な演奏を聴かせて下さいます。
今日のステージでも、4台のマリンバのための作品など、
多彩なプログラムで楽しませて頂きました。
先日の上京の際に、初演予定は決まっていないものの、
ヴィブラフォン独奏曲のお話を頂いているので、良い参考となりました。

次にご紹介するのは、プログラム後半の2番目に登場の木管五重奏。
こちらの中心になられたのは、フルートの浅生典子さんとオーボエの片倉聖さん。
私が上京して「鹿児島に住んでます」と話をすると、結構な確率で質問されるのが、
「鹿児島なら浅生さんを知っているのでは?」というもの。
藝大で教えていたことも影響しているのでしょうか。
(先日も、浅生さんに師事されていたフルート奏者の方とオペラシティでお会いしました)
第30回ブダペスト国際音楽コンクール入賞、
および現代音楽部門において最優秀特別賞受賞という経歴からして、やはり気になります。
こちらの大学の教員定期演奏会等でも、
他の方がドイツ・リートやフランス近代の曲を取り上げている中で、
いきなりファーニホウとか素敵に演奏されますし。
今日はイベールの作品でしたが、これまた素晴らしかったです。

順番が逆になりましたが、最後にご紹介するのは、プログラム前半最後の作曲部門。
鹿児島に所縁のあるメロディを素材とする、
本公演のために作曲された祝典組曲《かごしま》の初演です。
出品作曲家は、
審査員から石田匡志先生、伊地知元子先生、久保禎先生(歴代受賞者でもあります)。
優秀賞受賞者から榎本香奈子さん、宮内綾子さん。
以上、5名の鹿児島を代表する素晴らしい作曲家の方々です。
演奏は、フルートの木村紀子さん、クラリネットの平山美津代さん、
チェロの為国健太さん、打楽器の川田絵里子さん、ピアノの樋園亮さんと、
こちらも歴代受賞者を中心に編成されていました。
作品も演奏も素晴らしかったと思います。
ホールの都合か、私の座席の都合か、聴き取り辛い箇所があったのは惜しかったです。
よりベターな環境での再演を希望致します!
あと、終曲的なサムシング(例えば、1曲目のリプライズ)があっても良かったのでは。
寄せ集めでは決してない、せっかくの「組曲」なのですから。
それと、ありがちな希望ですが、何故にヴァイオリンを入れなかったのでしょう。
そのままではないものの、某名曲にあやかった定評ある六重奏になると思うのですが。
上述の通り、素晴らしかっただけに、欲張りたくなりました。

終演後、久保先生と石田先生にご挨拶させて頂きました。
私が鹿児島で現代音楽の作曲を頑張れる、大きな存在のお二方です。
そして、宮内さんとも、やっとお話しさせて頂くことが出来ました。
お互いの上演を聴くことが結構あり、メールでのやり取りもさせて頂いているのですが、
直接お会いするのは初めてだったような(間違っていたら、ごめんなさい)。
今回も素晴らしい作品を提供されていた宮内さん。
もっともっと作品をお聴きしたいですし、今後の更なるご活躍を期待致しております!

以上、印象的だったプログラムを3つ、抜粋してご紹介させて頂きました。

会場では、様々な出逢い、再会もありました。
客席でご一緒したのは、音楽(社会)学者の井手口彰典先生。
約2年振りの再会でしたが、お名前を覚えて頂いていたのには感激致しました。
また、吉嶺史晴先生(祝!平成23年度鹿児島県芸術文化奨励賞受賞!)を始め、
何人かの方から、「YouTubeの《》を見ました」とお声を掛けて頂きました。
「ギタリストの山田岳さん、クールで素敵な演奏ですね」というご意見も多かったです。
YouTubeの再生回数は、既に250回を突破してます!
Twitterで山田さんは、
「田口さんの作品への期待度の高さをうかがわせます。責任重大。」
と仰って下さいましたが、それは私の方こそ、という感じでして、
山田さんに演奏して頂けたことで多くの方々に《楓》を聴いて頂くことが出来ております。
本当に幸せなことです!
私も、より一層の精進をせねば!

あと、意外とこのブログを読んで下さっている方が多いようで。
ブログとTwitterでは音楽のことを殆ど語らないので、何だか申し訳無いような。
でも、やっぱり嬉しいです!
今後とも、何卒宜しくお願い申し上げます!

帰りは、樋園さんに鹿屋まで送って頂きました。
出演者に運転させるという、この罰当たりな態度と云ったら、、、m(_ _)m
しかも、途中で立ち寄ったローソンで、ムギちゃんムギちゃん!と連発するし。
最近は愚痴も沢山聞いて頂いていますし、本当に有難い存在です。
またいつか、拙作も演奏して下さいね!

兎にも角にも、鹿児島の音楽も面白いことを再認識した、意義深いコンサートでした。
素敵な音楽を、ありがとうございました!
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