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新進芸術家ギタリストの響演

11月16日、銀座のヤマハホール日本ギター連盟主催、
新進芸術家ギタリストの響演』が開催されました。
これは第54回東京国際ギターコンクール開催記念コンサートとして企画されたもので、
第2夜にあたるこの日は「若きギタリストたちによるコンサート」と題され、
4名のギタリストが出演されました。
その取りを務められたのが、山田岳さんです。

山田さんが演奏されたのは、以下の5曲(演奏順)。

  1. 難波研《Fragment II》
  2. 久保摩耶子《7つのあそび》
  3. 藤倉大《Sparks!》
  4. 松平頼暁《波動》
  5. 田口和行《楓》

選曲のテーマは、「ギターと出会った作曲家たち」というもので、
それぞれの作曲家が初めて作曲したギター曲が集められました。
しかも、難波氏、藤倉氏、私の3名は今年、2011年に作曲した作品、
松平先生、久保氏は今からちょうど25年前、四半世紀前にあたる1986年の作品という、
2人の大家と3人の若手の対比も面白い、隅々まで徹底されたプログラムでした。

一癖も二癖もある5曲を明晰な演奏、ダイナミックな演奏で聴かせて下さった山田さん、
本当に素晴らしかったです。
ピアニシモの音まで鮮明に聴こえるヤマハホールということもあり、
ギターの魅力が十分に伝える内容だったと思います。
そして、単なるオムニバスのプログラムではなく、
5曲の個性の差異を明らかにしつつも、一本筋が通った印象があったのは、
世代間を貫く歴史観、作曲観を理解された上での演奏だったからでは、、と感じました。
それは、作曲家側にも通じる話だと思います。

拙作《楓》は5回目の上演でしたが、今まで以上に素晴らしい演奏をして下さいました!
もっと多くの方に聴いて頂きたかったです!

終演後、ご来場されていた松平先生にお声を掛けて頂きました。
あんなに笑顔でいらっしゃる先生を拝見したのは、私は初めてでした。
山田さんの演奏がそれだけ素晴らしかった、ということでしょう。
世界的に重要な作曲家であるというだけでなく、
私にとっては、理系出身で独学の作曲家ということで、
湯浅譲二氏と共に、常にロールモデルとしても憧れている先生です。
大変貴重な経験をさせて頂きました。

そして、もう一つ、掛け替えの無い経験が出来ました。
ずっとお会いしたいと願っていた難波研さんと、やっとお会いすることが出来ました。
その作品の素晴らしさだけでなく、Twitterブログでのご発言、企画力など、
こちらも憧れの存在なのです。
pixivにスコアを投稿されたのには、本当に衝撃を受けました。
実際お話しさせて頂いて、豊富な知識や経験、好奇心に裏付けされたお言葉の一つ一つに、
とにかく感銘を受けました。
自分のことだけではない、世界的な視野で現代音楽の今後、
音楽全般、文化全般のことを考えていらっしゃいます。
開演前、終演後に喫茶店でお話しさせて頂く中で、
それは、人間を見つめ続けるということでもあろうと感じました。

来週24日に門仲天井ホールで開催される、
声およびバリトンの松平敬氏、テューバおよびセルパンの橋本晋哉氏によるユニット、
低音デュオ」の公演にて、難波さんの委嘱新作が初演されるとのことです。
松平先生の委嘱作品も再演されるとのことで、こちらもおすすめの公演です!

また、20日にアクトシティ浜松で行われる
デジタルサウンドシンポジウム@浜松」にも難波さんはご登壇されるのですが、
これに関するインタビューが公開されています。
冒頭から大変興味深いので、是非ご覧頂きたく存じます。

そうか、、、松本生徒会長でしたか。。

うにー!

終演後のTwitterにて、難波さんから拙作について、
「演奏家にとって演奏後の満足感を感じられる作品」というご批評を賜りました。
あと、「ほんと激難ですね…!」というお言葉も。
本当に嬉しいです!
そして、更に願うのは、
お聴き下さった皆様にも何らかのものを感じて頂きたい、ということです。

山田岳さんの今後の予定ですが、
12月27日は東京オペラシティ 近江楽堂で、フルートの木埜下大祐さんとのデュオによる、
箱と筒 第1回公演』が開催されます。
また、来年1月22日は渋谷の公園通りクラシックスで『ギター独演会』を開催。
こちらでは今日演奏された難波研さん、藤倉大さんの作品が再演される他、
足立智美さんの初演もあります!

今後も山田さんとは色々と面白いことが出来そうな予感が致します。
どんどん進化される山田さんに置いて行かれないよう、私も精進して参ります!

先日も書きましたが、音楽は、やはり、ご縁に由来するものだと感じる今日この頃。
自発的な部分は当然あるという大前提の下、
素晴らしい音楽家の皆様、お聴き下さる皆様との出逢いがあって初めて、
こうして作曲させて頂いております。
皆様、今後とも、何卒宜しくお願い申し上げます!
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