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榮念。

2月9日午前4時19分、祖父が亡くなりました。
95歳の誕生日を1日に迎えたばかり。
認知症の祖母がどう受け止めるかが心配でしたが、今の所は大丈夫なようです。

昨日、Facebookの限定公開で先にご報告しましたが、
多くの方からコメントを頂き、恐縮しております。
皆様のお心遣いに、深く感謝申し上げます。

祖父が居なかったら、良くも悪くも、私は音楽活動を続けられなかったでしょう。
音楽の素養はありませんでしたが、好奇心をくすぐるのは上手かったと思います。
本当は趣味程度に留めて、社会に適応した真人間に育って欲しかったのでしょうが。

昨日の葬儀でも、京都のお寺で住職をしている叔父が、
私の真横でお経を読まれるという、なかなか贅沢な経験が出来ました。
祖父が用意した、最期の音楽の刺激だったかも知れません。

祖父の故郷である高須の海岸へ連れて行ってもらった子供の頃を、
最近になって、よく思い出すのです。
私の音楽を「とても素敵な海の香りがする」と、
打楽器奏者の會田瑞樹さんが表現されたことがきっかけでした。

垂水フェリーから眺める錦江湾と、雄大な桜島も大好きですが、
私の原風景は、小さな浜辺から眺める静かな海だったようです。
水鳥の名を付けたヴィブラフォン独奏曲《》を、
會田さんが鹿児島公演で初演して下さったのも、何かのご縁だったかも知れません。
祖父が亡くなる11日前に、大切なことを気付かせて下さいました。



惜しむらくは、拙作をコンサート会場で聴いて頂けなかったこと。
体調が厳しかったとは云え、一度で良いから、その機会を作りたかったです。
私が実家に戻った一番の理由は、祖父母の在宅介護でしたが、
最も苦しかったであろう最期の数日間に上京して留守にするなど、
実際には何の力にもなれなかった8年間でした。
母と親戚、関わって下さった方々のおかげで、こんなにも祖父が長生き出来ました。

現在、私には手に負えない程の委嘱を頂いており、忙しさで気が紛れておりますが、
いつか突然、寂しさを感じることがあるのかも知れません。
5歳から祖父母の家に住まわせて頂いた(大学生の時期は除く)ことを始め、
今は、感謝の気持ちでいっぱいです。

私が作曲にのめり込むようになったのは、
小学6年の時に聴いた中島みゆきさんの影響が最も大きいですが、
中学1年の時、祖父に買って頂いた「夜会VOL.6『シャングリラ』」のライブビデオは、
特に強い衝撃を受けました。
本公演のラストに歌われる《誕生》の歌詞を、最後にご紹介します。
http://miyuki-lab.jp/disco/lyric/ba257.shtml

「介護で自分の人生を犠牲にするのは止めるべき」というご助言も分かりますが、
祖父の温かさに倣って、祖母と母を大切にしながら、私なりに今後も生きて参ります。

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