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三二。

東京オペラシティ・コンサートホール:タケミツメモリアル主催公演、
音楽のたまて箱」は盛況の中、無事に終演を迎えました。
チェロの佐藤翔さんと三味線の本條秀慈郎さんのステージ、面白かったです。
未就学児も入場可能であるファミリーコンサートだということを意識された、
バッハ、端唄、アニソン、現代曲などの多彩なプログラムを「納涼B→C」と評する方もいらっしゃいました。
(「B→C」とは「バッハからコンテンポラリーへ」をテーマとするオペラシティ主催公演のこと)

委嘱新作《いったんもんめ》は最後に演奏され、大変良い初演となりました。
弓と撥をそれぞれ使わない独奏(タッピング含む)から始まり、
様々な奏法を取り入れながら、鹿児島弁などのテキストが唄われる本作。
(いったんもんめ=一反木綿は、私が暮らす鹿児島県大隅半島に伝わる妖怪です)
テキストは、以下の通り。

   鹿児島のすんくじらで ゆらゆらり
   権現山をさりっこどん ゆらゆらり
   ふわゆるゆらり ゆるゆりゆらり

     いったんもんめ

   憂き世 うきうき ひょいひょい
   現せ身 みんみん ひょいひょい

     いったんもんめ
     It's the turn of the moment
     Memento mori

   ※ すんくじら=片隅、さりっ=歩く、こどん=子供(いずれも鹿児島弁)

リハーサルでは、タケミツメモリアルの豊か過ぎる響きに困り果ててしまいましたが、
お客様が沢山入って下さったおかげで、本番では理想的な環境が出来上がりました。
開場1時間前からホール入口に待機列が出来ていたのには、流石に驚きましたけど。

脱稿時に自信がある作品に限って、初演で思わしくない結果となるジンクスも、
何から何まで贅沢だった本公演では、珍しく外れたようです。
平日のお昼ということもあって、現代音楽関係者には殆ど聴いて頂けませんでしたが、
誰にも知られず密やかに、確かな手応えを得ました。

「回帰」がテーマの本作を、拙作が初めて公の場で演奏されたオペラシティで、
偶然にも私の誕生日に、佐藤さんと本條さんが初演して下さったこと。
打ち上げでお二人がお祝いして下さったことも含め、この上なく仕合せな一日でした。
佐藤さんと本條さんの今後のご活躍を、皆様にも是非、チェックして頂きたいです!

さて。さらっと書きましたが、本番当日が誕生日でした。
相変わらず、ステイトメントなき音楽というか、
かっこ良くて美しい音楽を作ることしか考えておりませんが、
ただ作品数が多いだけではなく、少しでも面白い音楽を作れるよう、努力して参ります。
32歳の私も、何卒宜しくお願い申し上げます!(●・▽・●)

いったんもんめ1 いったんもんめ2
いったんもんめ3 いったんもんめ4
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