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平成22年度兵庫県立播磨南高等学校芸術類型発表会

昨日10日(月祝)、播磨町中央公民館にて、
平成22年度兵庫県立播磨南高等学校芸術類型発表会』が開催されました。

この中で、ゲスト出演されたクラリネット奏者、上田希さんにより、
拙作、独奏クラリネットのための《-ade》が再演されました。
関係者の皆さんに、改めて、感謝申し上げます。

公開の場で音になった作品が8曲しか無い私にとって、
演奏家さんから、拙作を演奏したいと仰って頂けるなんて、夢のようなお話でしたし、
現代音楽好きが客席の殆どを埋めるようなイベントではなかったことも、大変嬉しかったです。
(それゆえの拙作だったかも知れませんが、、、)
播磨南高校のブログを拝見致しますと、
優れた読譜力に基づく上田さんの素敵な演奏のおかげで、拙作も楽しんで頂けたようです。
ちょっと安心致しました。

昨年末に大阪で開催された上田さんのリサイタル
毒っとクラリネット!』にて初演して頂いた《-ade》ですが、
11月に東京オペラシティ リサイタルホールにて開催される
『日本現代音楽協会アンデパンダン展』でも、招待作品として、再演して頂ける予定です。
これもまた、本当に夢のようなお話です。

この曲を書いた辺りから、ほんの少しだけ、
自分にしか分からない程度の違いかも知れませんが、
作曲の内側が変わって来たように感じております。
それは、自分ではなく、音楽に寄り添おうと思うようになった、と申しましょうか。
自分を表現するために作曲をしている訳ではないですし、
でも、表現したい(という言い回しも適しているか分かりませんが)ものはあって、
それに従順な表現者たれ、という感じでしょうか。
自分の感性のみに従い、内側の表出を課題とした(その時は、この欲求に抗えませんでした)、
オーボエとハープのための《in the dark》(昨年、東京文化会館 小ホールにて初演)を経て、
却って、このように考えるようになったのでしょう。
とは云え、私の好みとかを完全に排除するのは無理でしょうし、
完全に排除したいと思うことだって、私の好みでし(ry

「君の瞳にラストオーダー!」を読みながら、作曲について思いを巡らす夜でございます。
これからも《-ade》がクラリネット奏者の方々に演奏して頂ける曲になりますように。

それでは、《-ade》のプログラムノートで、本日のブログを締めたいと思います。
最後まで読んで下さり、有難うございました。
なかなか更新しないブログではございますが、今後とも、宜しくお願い申し上げます。

■■■
《-ade》 独奏クラリネットのための

タイトルの『-ade』は名詞語尾の一つで、
ここでは「果物から作る飲料」の意(例えば、lemonade)で用いられている。
聴いて下さる方々に、何か特別な味わい
(初めて口にするもの、世にも珍しいもの、心の奥底に眠る何かを呼び醒ますもの、etc…)の
ジュースを飲んだ時のような感覚になって頂けたら、という願いを込めて、
このタイトルを付けた。

この曲は、タイトルにもあるA、D、Eの3つの音高の音程(関係)と、
そこから派生した様々な音程(関係)の亜種を基に作られている。
また、この3つの音名は上田希さんの名前に含まれているものであるが、
特に「E」と「Mi」が重複することから、
E(移高されていることもある)が曲中で重要な役割を果たしている。

演奏所要時間は、約8分。
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