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並木。

今週8/30(金)、千駄ヶ谷の津田ホールで開催される、
波の会日本歌曲振興会主催『第八回 邦楽器とともに』に、
会員外より《けやき並木》を出品致します。
詩:藤井慶子さん、バス:伊東剛さん、尺八:元永拓さん。

詩人・作曲家・声楽家が一組となって出品する本公演の目標は「東西の融合」とのこと。
(3名中2名が会員であれば出品可能だそうです)
何故か会員外の私に出品の打診があった際、このテーマに反発したことと、
出品料や交通費等の工面が難しいことから何度かお断りしました。
ただ、東西の融合は目指したくないものの、
「西洋音楽の歌手と邦楽器が、互いにそのままの姿で存在出来る場としての音楽」
というアプローチであれば、私の作曲のテーマに近いものがあるだろうと思い、
数週間後、お引き受けすることに致しました。

当日配布されるプログラム冊子には藤井さんの解説が掲載されますので、
ここでは、スコアに書いた私の解説から抜粋したものをご紹介致します。

---
公演を担当する森田澄夫さんから藤井慶子さんの詩が届き、
拝読しているうちに、男声と長管尺八による音楽が思い浮かびました。
歌は同じく森田さんからの推薦でバスの伊東剛さん、
尺八は、2011年の《夜想曲》東京初演でお世話になった元永拓さんにお願いしました。

洋楽の声楽家と邦楽器という編成、
現代の言葉遣いによる日本語の詩といった初めて挑戦する内容に加え、
自分から申し出た男声と尺八のデュオという編成にも苦しみながらの作曲となりました。
ただ、歌と邦楽器を含む作品は生涯取り組みたいテーマの一つであるため、
この貴重な機会を頂けたことは大変嬉しく、苦しさをも刺激的に感じながら筆を進めました。

また、本作と直接の関係は無いものの、
東京都小平市の都道建設計画と、これに伴う雑木林の伐採に反対する団体の活動、
ならびに、計画の見直しを求める住民投票のニュースを作曲中に見たことが、
作品に影を落としていることと思います。
---

《けやき並木》は耳にやさしい日本歌曲ではありませんし、上演も大変難しいものになりましたが、
先月12日のリハーサルに立ち会って、きっと良い初演になるだろうと思うことが出来ました。
伊東さんの歌唱と元永さんの吹奏が、それだけ魅力的なものだったのです。

月末のご多用中かとは存じますが、ご都合が宜しければ、是非ご来場下さいませ。



第八回 邦楽器とともに
【日時】2013年8月30日(金)18:00開場、18:30開演
【会場】津田ホール(東京・千駄ヶ谷)
【料金】全席自由3,500円

【プログラム】
「風花」
 詩:田井淑江、曲:高橋通、歌:鈴木房江
 箏:高橋澄子
「けやき並木」
 詩:藤井慶子、曲:田口和行、歌:伊東剛
 尺八:元永拓
「若葉」「小さな光-灯篭流し-」
 詩:木下幸三、曲:金藤豊、歌:和澤康代
 箏:山本亜美、尺八:山下孝太朗
「三井の晩鐘」
 詩:木下宣子、曲:池上眞吾、歌:横山政美
 箏:池上眞吾、十七絃:吉澤延隆、尺八:大河内淳矢
「サボテンに」「たんぽぽ」
 詩:宮田滋子、曲:眼龍義治、歌:近藤光江
 箏:身崎有希子
「十月桜」
 詩:吉田義昭、曲:千秋次郎、歌:冷川政利
 二十絃:重成礼子
「懐郷~その遙かな空を~」
 詩:貞松瑩子、曲:増本伎共子、歌:青山恵子
 尺八:小湊明尚、ヴァイオリン:伊師裕人
「荒涼たる帰宅」
 詩:高村光太郎、曲:田丸彩和子、歌:小畑秀樹
 篠笛・尺八:設楽瞬山、薩摩琵琶:岩佐鶴丈

【チケットお取扱い】
波の会日本歌曲振興会事務局 03-3355-4173
津田ホールチケットセンター 03-5355-1299

【お問い合わせ】
森田澄夫 03-3758-5830
高橋久美子 090-8589-6323

【主催】(一社)波の会日本歌曲振興会
【後援】(一社)日本作曲家協議会、日本現代音楽協会、邦楽ジャーナル
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