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邂逅。

ピアノ10連奏a

昨日8/4、島津楽器 CUREO HALLで開催の「おおすみ-かごしま芸術祭2013~志布志クロージング」にて、
ピアノ10台のための《Piano Function》が初演されました!

大小様々な事故もございましたが、それを含め、とっても素敵な音楽になりました。
ご出演下さった高橋英明(mjuc)さん、室屋麗華さん、坪田真理子さん、川野浩美さん、有川陽子さん、
桑水奈々恵さん、上野恵大さん、日高研仁さん、川口愛梨さん、松薗鮎佳さん、誠に有難うございました!!

会場である志布志市に所縁のある方もいらっしゃれば、
同じ県内とはいえ、フェリーと車で3時間以上掛かる鹿児島市在住の方、
宮崎や福岡からいらっしゃった方など、出演者の顔ぶれも多彩で魅力的だったと思います。
音大出身者に限らず、現役高校生にまでご出演頂きました。
ちなみに、私と10名中8名とは本番当日が初対面、出演者同士も初対面の方が殆どだったようです。

これに加えて、全員が揃っての練習は本番当日の2時間のみというハードな状況の中、
私の拙い指揮を含め、色々とご迷惑をお掛け致しましたが、
10台がほぼユニゾンで強奏する箇所など、凄まじい迫力の音楽を私も堪能させて頂きました。

ピアノ10連奏b
(写真提供:萩原佳明さん)

ご来場下さった皆様へ。
諸般の事情により、ピアノの円の中でお聴き頂けなかったこと、改めてお詫び申し上げます。
指揮を担当した私のみが円の中で聴くことが出来た訳ですが、
各ピアノから音が飛び交う様などを是非とも聴いて頂きたかった。。
円の外側にしても、予想以上の方にご来場頂けたこともあって、
場所によっては、自由に動きながら聴くことが難しかったようです。
いつか当初のプランでお聴き頂くリベンジが出来れば、、!
再演の可能性は極めて厳しいですが、その可能性はゼロではないと信じています!

おおすみ-かごしま芸術祭2013」発起人の一人であり、このような無茶振りを企画した張本人、
視聴覚作家/サウンドパフォーマーの松本充明さんは打合せの際、次のように仰いました。
地元在住の音楽家が書き下ろした新作を、
県外から参加する招待音楽家と地元在住の音楽家、会場が一体となって初演する、
これは本芸術祭が目指す形の一つである、と。

公益社団法人企業メセナ協議会代表理事、加藤種男さんは終演後の講評で、
本作の裏テーマであったこの内容と、それがワークショップを経ての発表ではなく、
飽くまでも新作初演という形で提示されたことを高く評価して下さいました。

即興パフォーマンスが殆どを占める本芸術祭において、
普段から構築やスコアに書き記すことを重視する私が、現代音楽の作曲家として何を提示すれば良いのか。
スコアを誰かが演奏した時点で即興性が含まれる、という話は取り敢えず置いておきますが、
現代音楽にもワークショップ形式の作品、聴衆参加型の作品はあります。
でも、それらを実践するつもりは毛頭ありませんでした。
シンコペーションで絡み合う複雑なリズムだったり、連続する変拍子や連符だったりは避けたものの、
結果的に、かなりハードなアンサンブル作品になったかと思います。
これを実現出来たのは、上述の出演者10名のおかげであり、
私の従来のスタイルでも構わないと受け入れて下さった、松本充明さんのおかげであります。

ピアノ10連奏c
(写真提供:萩原佳明さん)

新しい出逢いは勿論、地元でお世話になっている方々から、
いつも以上に熱い感想を伺えたことも、とっても嬉しかったです!
また、私の大好きな音楽家である萩原佳明さんも東京から駆け付けて下さいました。
OTOTOY TV♭の音楽番組『MUSIC SHARE』内コーナー、
「現代音楽にネタを求めるのは間違っているだろうか」を現在担当中。
そのユニークな作品は『タモリ倶楽部』でも本人によって実演、解説されました。
鹿児島まで聴きに来て良かった、と仰って頂けたこと、今後の作曲の糧に致します!

ただ、これは企画の勝利と申しましょうか。
ピアノ10台とピアニスト10名という編成に価値があって、
私の作曲の質なんて関係無かったかも知れません。
再演したいという気持ちがある以上、これから吟味しなくてはならない問題です。
あれだけ熱狂的に感激のコメントを沢山頂けたことや、
ご来場下さった何人かの方が、感想を語り合いながら泣いていた話などを伺うのは当然嬉しいのですが、
だからこそ、私は私の作品の最も厳しい聴き手にならなくてはならないと、より強く思うことでした。
そして、私は今現在、腕や肩から背中に掛けて、酷い筋肉痛です。。

それにしても、とんでもない経験をさせて頂きました。
ご出演下さった10名のピアニストの皆さん、芸術祭発起人のJOUさんと松本充明さん、
島津楽器の上山大輔さん・紘子さんご夫妻と、ピアノ10台の調律を一人で担当された坂元逸朗さん、
作曲の相談に乗って下さったアメタ食堂橋本泰久さんと岩下清香さん、
そして、ご来場下さった皆さんに、心より感謝申し上げます!
ただでさえ再演の難しい編成ですが、昨日と同じメンバーでの再演は二度と出来ないでしょう。
一期一会の音楽でした!(*´v`*)

以下は、私が《Piano Function》で気に入っているシーンの一つ。
直前のソフトペダルを用いた静かなシーンとの対比も良かったですし、
全員で強奏する迫力や、人力での絶妙なディレイ効果は、この編成だからこそ可能だったと思います。
今回ご来場頂けなかった方にも、いつかライヴで聴いて頂きたいですし、
何より私自身がまた、あの円の中で音楽を体感したいです!

Piano_Function1 Piano_Function2
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