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葉月。

昨日、東京芸術劇場で開催された「地域創造フェスティバル2013」にて、
Dual KOTO×KOTO梶ヶ野亜生山野安珠美)のお二人によって、
二面の箏のための《あわてことやのあわてとこや》が再演されました。
2011年の初演以来、各地で再演を重ねている本作。
今年4月にリリースされたお二人の1stアルバム『あまねく』にも、
沢井忠夫、沢井比河流、一ノ瀬響、多東康孝各氏の作品と共に収録されています。
多くの方に聴いて頂きたい、おすすめの一枚です。
http://astore.amazon.co.jp/natltd0212-22/detail/B00BTUY8DA

さて、8月になりましたが、今月は四つの公演で拙作が演奏されます。

先ずは4日(日)、島津楽器 CUREO HALLで開催される、
「おおすみ-かごしま芸術祭2013~志布志クロージング」にて、
ピアノ10台のための《Piano Function》が初演されます。
エドツワキさんとコトリンゴさんのステージの後、17:15から始まる予定です。
http://2ndhometown.net/okaf2013/okaf2013/0804shibushi.html

本作の編成は「店内のピアノを一斉に演奏したらどうなるか?」というテーマで、
芸術祭発起人の一人である視聴覚作家/サウンド・パフォーマーの松本充明さんと、
島津楽器の上山大輔さんが発案されたもの。
グランドピアノとアップライトピアノ計10台を1Fロビーに楕円形状に並べ、
その円の内外で自由に聴いて頂く音楽です。

ケージやライヒのピアノ6台の作品でもなく、
ジョン・ゾーンや大友良英さんのルールに基づく音楽でもなく、
佐藤聰明さんの初期作品でもなく、と探っていましたが、
一番悩んだのは、即興パフォーマンスが大半を占める本芸術祭において、
スコアを書いて音楽を実現させることの意義でした。

特異な編成ですので、どんなに拙い音楽でもある程度は面白がって頂けるのでしょうが、
でも、現代音楽の作曲家として時代に切り込める作品にしたくて、
私なりにコミュニケーションの問題などを音楽に反映させたつもりです。
また、結果的に、先述の音楽すべての影響下にある作品になったとも云えるでしょう。

趣旨にご賛同頂き、初演を実現して下さるピアニストは次の10名(パート順、敬称略)。
高橋英明、室屋麗華、川野浩美、坪田真理子、有川陽子、
桑水奈々恵、上野恵大、日高研仁、川口愛梨、松薗鮎佳。
音大出身者に限らず、現役高校生や一般参加者を含むユニークな顔ぶれ。
尚、1番ピアノをご担当の高橋英明(mjuc)さんは、本芸術祭参加アーティストです。
会場全体で素敵な音楽を作り上げましょう!

これと同じ日、新大久保のスタジオ ヴィルトゥオージで開催される、
「Les pois 水玉音色の三つの楽器~東京公演~」にて、
マンドリン奏者の望月豪さんにより《a frozen doll》が再演されます。
https://www.facebook.com/events/357404724376774/

昨年4月、同じく望月さんによって初演された本作。
今回で4回目の上演でしょうか。
マンドリン協奏曲《六花》のソリストと、マンドリンとピアノのための《Baby's Breath》を経て、
これらの原点である本作をどのように演奏して頂けるのか、とっても楽しみです。

また、10日(土)には、福岡の九州キリスト教会館・4F礼拝堂でも同公演が開催されますが、
こちらでは、ギタリスト・作曲家の橋爪皓佐さんにより《楓》が再演されます。
https://www.facebook.com/events/486955971365992/

2011年9月に山田岳さんによって初演された本作。
橋爪さんが演奏するのは今回で4回目、山田さんと併せると10回目になるでしょうか。
その後のエレキギター独奏曲や、ギターを含む様々な室内楽曲の原点となった作品を、
こうして今でも取り上げて頂けることを幸甚に存じます。

最後は30日(金)、千駄ヶ谷の津田ホールで開催される、
波の会日本歌曲振興会主催「第八回邦楽器とともに-新しい日本歌曲の夕べ-」に、
《けやき並木》を会員外より出品させて頂きます。
詩:藤井慶子さん、バス:伊東剛さん、尺八(五孔二尺二寸管):元永拓さん。
http://www.nihon-kakyoku.or.jp/ensou.html

「東西の融合」を謳う本公演ですが、
洋楽と邦楽の融合は目指したくない、怪談モノのような音楽にはしたくない、
声楽家による和風の発声や歌唱は嫌、詩の情念や風景に曲を付けるのも嫌、
詩の意味もなぞりたくない、ポップスは論外などと思っていた所に、
伊東さんの「僕と喧嘩して下さい」発言もあって、
結局はいつものアプローチで作曲させて頂きました。

先月、初回リハに立ち会いましたが、
百戦錬磨のお二人による初演はかなり面白いものになるだろうと、大変期待出来る内容でした。

いずれも、きっと素敵な公演になるでしょう。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

9月以降の予定(一部)はこちら→ http://bit.ly/optkAk
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