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動画。



先月開催の「伊藤憲孝ピアノリサイタル~初演~」より、拙作《inner circuit》の動画が公開されました。
鹿児島公演のリハ時に収録されたものです。是非ご覧下さいませ。

鹿児島公演のレポートはこちら→http://bit.ly/10yZYyJ

以下、本作のプログラムノートです。

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気鋭のピアニスト、伊藤憲孝さんの委嘱により作曲。同氏に捧げられています。

伊藤さんからは、
「個人的にはギターピックを使ってのピアノ弦への直接的なトレモロの音響が凄く気に入っていて、
それを活かしたピアノソロを弾きたいなと思っています」というリクエストがありました。
この奏法は、彼が参加する「Trio Ku」のために作曲した《スパークリング》(2012)で採用したものです。

しかし、独奏曲となると話は別で、
ある時間の中でどのような音楽を展開すれば良いのか、すぐには思い付きませんでした。

そこで私が取った手段は、伊藤さんのブログを音楽化しようというもの。
彼がF1を愛することは知っていたので、
2012年10月8日に投稿された『日本GP観戦記―決勝』を迷わず選びました。
タイトルは、これに由来します。
ちなみに、ここでの音楽化とは、ブログの内容の描写を試みるものではなく、
「ピアノ内部にあるギターピックを持った右手と、鍵盤上にある左手がそれぞれどの音域にあるか?
その際の奏法はそれぞれ何か?」などを決めることを意味しています。

本記事の文章を18に分け、そこから1、2、3、5、7番目のものを選び、
文中の単語や印象を参考にして性格を決めました。
すなわち、順に「パルス(同音連打)」「半音階」「グリッサンド」
「最高音域」「最低音域」というセクションです。
次に、この五つ全てを使って任意に並び替えたグループを4種類作ります。
グループ内の各セクションの演奏所要時間は順に23''、21''、11''、16''、24''となっており、
グループ毎に「同音連打」が冒頭の23''になるセクションもあれば、
「半音階」がここに来るものもあります。
更に、それぞれのグループの末尾に3、6、11、18番目の文章から連想される自由な楽節を繋げました。
また、曲中には小林可夢偉、セバスチャン・ヴェッテル両選手の名前と共に、伊藤さんの名前が登場します。
演奏上、かなり技巧的で、身体の敏捷性を求める作品となりました。
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