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今年。



どもっ(。・ω・)ノ゙自分です。

12月30日夜。今年もあと1日とちょっとになりました。

6月23日に横浜アリーナで開催された、
THE IDOLM@STER 7th ANNIVERSARY 765PRO ALLSTARS みんなといっしょに!』1日目に参加して、
「音楽を聴く喜び」を改めて強く感じることが出来た今年。
あまりに衝撃が大きくて、その後の1ヶ月半近く、全く作曲出来ない状況に陥りもしましたが、
その時間を含め、実り大きい一年だったと感じております!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆


今年も新しいご縁に恵まれ、マンドリン協奏曲《六花》を始めとする8曲を初演して頂き、
21の公演で拙作を取り上げて頂いたようです(編曲までは把握出来ておりません)。

初演されたのは、以下の通り(曲名、初演日・会場、公演名、演奏者名の順に記載)
素晴らしい音楽家の皆様に心より感謝申し上げます!

01. 《tan5°》 ユーフォニアム、ピアノ、任意の打楽器のための
2012年3月30日@Casa Classica(東京・赤坂)
「Escolaso ~博打~ The puzzle of sound」
演奏:New Age 3 pieces大山智(euph)、小川岳史(perc)、河上薫(pf)]
動画:http://www.youtube.com/watch?v=Img4bNRMy1E

02. 《a frozen doll》 独奏マンドリンのための
2012年4月22日@スタジオ ヴィルトゥオージ(東京・新大久保)
「望月豪×橋爪皓佐ジョイントリサイタル『Plink, Plank, Plunk!』新しい、撥弦楽器の音を。」
演奏:望月豪(mln)
動画:http://www.youtube.com/watch?v=73SrYHT1bwM

03. 《爪紅》 トランペット、ヴァイオリン、ピアノのための
2012年5月1日@スタジオ フィオリーレ(愛知・名古屋)
「曽我部清典&フレンズ『今日までそして明日から...』vol.1」
演奏:曽我部清典(trp)、宗川理嘉(vln)、中村和枝(pf)

04. 《かぎろい》 独奏エレクトリック・ギターのための
2012年5月11日@東京オペラシティ リサイタルホール(東京・初台)
「山田岳ギターリサイタル~第20回朝日現代音楽賞受賞記念」
演奏:山田岳(egt)

05. 《moonlight dancer》 独奏ヴィブラフォンのための
2012年8月9日@杉並公会堂 小ホール(東京・荻窪)
「會田瑞樹ヴィブラフォンソロリサイタル Vol.1 ~思いがけない出会い~」
演奏:會田瑞樹(vibr)

06. 《虹蛇》 フルート、オーボエ、ピアノのための
2012年8月12日@リナシティかのや 3Fホール(鹿児島・鹿屋)
「デュオ・リサイタル・シリーズ Vol.3『浅生典子&片倉聖 デュオ・リサイタル』」
演奏:浅生典子(fl)、片倉聖(ob)、樋園亮(pf)

07. 《スパークリング》 ヴァイオリン、ギター、ピアノのための
2012年8月25日@ピアジュリアン(兵庫・三宮)
「Trio Ku 神戸公演」
演奏:Trio Ku[米川さやか(vln)、伊藤憲孝(pf)、山田岳(gt)]

08. マンドリン協奏曲《六花》
2012年12月1日@トッパンホール(東京・飯田橋)
「リベルテ 第9回定期演奏会」
演奏:望月豪(solo mln)、鷹羽弘晃(cond)、リベルテ マンドリンオーケストラ(mln.orch)
動画:http://www.youtube.com/watch?v=K3zWUAv9aeo


7月は鹿屋市で「山田岳ギターリサイタル in 鹿屋」を日替わりのプログラムで2日間、
8月は鹿児島市で「Trio Ku 鹿児島公演」を開催することが出来ました。
また、同じく8月には鹿屋市で、作曲家の久保禎先生、ピアニストの樋園亮さんと一緒に、
デュオ・リサイタル・シリーズ Vol.3『浅生典子&片倉聖 デュオ・リサイタル』」を開催しました。
いずれも鹿児島ではなかなか聴くことの出来ない現代音楽を、
色々と体験出来る機会になったのではないかと自負しております。
特に山田岳さんの2日目、エレキギターのみのプログラムは国内では珍しかったでしょう。
ご来場下さった皆様、ご出演・ご協力下さった皆様、誠に有難うございました。


先日、Facebookにて作曲家の久保禎先生より以下のメッセージを頂きました。
勝手ながら、ここに紹介させて頂きます。

  昨夜、ようやく「マンドリン協奏曲《六花》」を拝聴しました。
  繊細で詩情あふれるイマジナリーな音響空間に胸熱くしながら酔わせてもらいました。
  そこに田口和行固有の美が敢然と繰り広げられていて、感銘を覚えました。
  佳作《スパークリング》でも感じた「幾何学的にして耽美な固有の空間」、
  これからも大切にしつつ、さらに攻めていってください。
  来年も楽しみです!

久保先生が雑誌『音楽現代』に「Trio Ku 鹿児島公演」の演奏会批評を書いて下さった時も、
この「幾何学的にして耽美な固有の空間」という表現がありました。

最初、この「耽美」という言葉に退廃的・非道徳的な印象を持ちましたが、実際には、
「美しさこそが至上のものと考え、美を求め熱中すること」というような意味だったのですね。
己の無知さ加減を恥じると共に、最高の表現だと感激致しました。


私の作品は、きっと従来の「音楽」の範囲内にあります。
いつの間にか出来ていたWikipediaのページにも書いてある通り、
確かに「音楽の文法」を意識して作曲していますが、
サブカルやアングラの雰囲気を出来るだけ排除したい嗜好とも関係があるでしょう。
旧来的な枠組みの中から外を覗くことで新しいものが見つかるであろう期待もあります。
既に境界は十分なくらいに曖昧になっているので、敢えて「音楽」にこだわってやろうかと。
型を破るのであれば、破ったそのもの自身だけではなく、裂け目まで提示したいですし。
根なし草のような作曲だけは避けたいものです。

瞬間の響きを追求するような音楽を目指す気にどうしてもなれなくて、
時間軸がはっきりと分かる曲ばかりを作っています。
ただ、時間が経過する中で「反復」と「差異」くらいしか出来ることの無い音楽ですが、
テーゼがあって、アンチ・テーゼがあって、止揚するような終末論、弁証法的な思考からは、
どうにかして自由になりたいという気持ちも強いです。
伝統楽器を使って、ユダヤ=キリスト教的な思考から如何に自由になれるか。
言葉にしてしまうと、単純で使い古された印象かも知れませんけど。
「キーボード・マガジン」2004年4月号の坂本龍一氏のインタビューの衝撃と呪縛に、
未だに囚われている証拠ですね。


松平頼暁氏が『NEW COMPOSER』誌上で語った、
「自然体で書いて『奇』でなかったならば、だめだと思う」という言葉が好きです。

数的アプローチやグラフ用紙を用いるのも、それが私にとって自然なことだから。
現代音楽と出逢う前の道程の延長線上にあると感じられるから。
理詰めのようでいて、鹿屋という地方の街で祖父母の在宅介護をしながらの暮らしは、
そのタイム感や言葉遣いが、きっと作曲に反映されていると思います。
元来が楽天的で、「パトスかロゴスか」と云ったらパトス的なんでしょうし。


現時点でお話を頂いている来年の初演予定は8曲。
現代音楽の作曲家に作曲の対象として得意な楽器があってはならない、と常々思っていますが、
それでも8曲中4曲に撥弦楽器が入っているのは、私の武器になりつつある所なのでしょうか。
他には、苦手なピアノ曲や、企画もの以外では初めての歌曲があります。
「展示」のようなイベントに属するものもあります。
以前、中川俊郎氏が拙作について「旋律的創意」という言葉を使って下さいましたが、
旋律にこだわる私が膜質打楽器のための曲を作ったらどうなるのか、自分でも楽しみです。
相変わらず、ヴァイオリンのような擦弦楽器が入った曲の予定はございません。
また、旧作を再演して下さるお話も色々と伺っております。

どうしても初演が決まっているものから先に作曲してしまうのですが、
他にも「この演奏家さんにこういう音楽を作りたい」とイメージしているものが幾つかあるので、
これらの作曲も何とかして実行して参ります。


自主企画もございます。
2013年3月24日(日)14時30分より、鹿児島市のe-space hallにて、
広島在住のピアニスト、伊藤憲孝さんをお招きして、委嘱新作ばかりを集めた公演を開催致します。
「Trio Ku」のメンバーとして、先日ドイツのレーベルより1stアルバムをリリースされたばかりの伊藤さん。
今年、エリザベート王妃国際コンクール作曲部門グランプリを受賞された酒井健治さんを始め、
6名の作曲家によるピアノ曲がどのように演奏されるのか。
是非とも、ご期待下さい!(詳細は後日改めて告知致します)
尚、本公演は鹿児島出身で福岡在住の過激派作曲家、池田圭佑さんとの共同主催公演で、
同月に開催される広島、東京、福岡での公演にも実行委員会として関わっております。


先日のブログで紹介した「だれんご、ぼっぼっな!
鹿児島の方言で「疲れないように、ゆっくりとね」というような意味ですが、
体調に注意して、後先を考えない破滅型だと心配されない程度には生活のことを気にしながら、
でも、どんどん攻めまくる2013年にしたいです!(*^▽^)/★*☆♪

公私共にご多用の毎日かと存じますが、皆様、くれぐれもご自愛下さいませ。
そして、どうぞ良いお年をお迎え下さい!

来年も何卒宜しくお願い申し上げます!(((o(*゚▽゚*)o)))
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