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期待。

どもっ(・◇・)ゞ自分です。

来年の春に初演予定のピアノ曲《inner circuit》を昨夜、委嘱者さんへ送信しました。

今回の作曲には、委嘱者さんから奏法に関するリクエストがありました。
以前、室内楽曲のピアノパートで採用したことのある奏法で、
独奏曲でどのようにして展開させればよいのか悩みましたが、私なりにお応えしたつもりです。

このようなリクエストは大変嬉しいです。
少なくとも自分にとっては未体験の作曲が出来るかも知れない、という期待があります。

私は、自分が最初から気に入るような曲を作ることを目標としていません。
だって、私の大好きな曲は、既に世の中に幾つもあるんですもの。
今井麻美さんのニューアルバム『Precious Sounds』が本当に素晴らしくて!)
自分が気に入る曲を自分で作った所で、既存のそれらの曲を越えることは無いだろうと思います。
より自分の好みに寄せたものや、単にブラッシュアップしたようなものなら作れるでしょうけど。

ある編成において、今後のレパートリーと成り得る曲を作りたいです。
出来る限り、現代に於ける旧来的な意味で「音楽の文脈」から外れない範囲で。
また、特殊奏法を使わずとも、
「この編成でこんな音楽が出来るんだ!」みたいな発見の可能性は、まだまだあると思います。
常識的範囲にあると考える特殊奏法については、断りなしに使うことも多いですが。

私も気持ちが揺れることはあります。
少し前までは「自分自身や自分の想いを自作で表現する必要なんて無い」と思っていましたが、
「作曲者の魂が刻印されていないような音楽を求める人がいるだろうか?」という疑問を持ってからは、
単に機能的ではなく、自分が作曲する意義などを考えるようになりました。
自意識過剰ですけどね。
あと、自分が作りたいものに忠実な下僕でありたい気持ちは変わっていません。

重要なことがもう一つ。
鹿屋に暮らしながら作曲していること。
このことも、きっと私の音楽に強く影響している筈なんです。
都会にも田舎にもなり切れない中でゆったりと流れる時間。
祖父母の在宅介護をしながらの、申し訳無いくらいにスローライフな毎日。
西洋に偏らない耳、日本にも東アジアにも偏らない耳、結局は何者でもない耳など色々あるでしょうが、
精神や生き方の問題で、私は此処に属しているというローカル性の強い作曲をしたいです。

委嘱して下さる方も、現代音楽に限らず、新しい音楽の可能性を信じる方、
もっと云えば、新しい音楽を欲している方が殆ど。
そういうものを必要としていない人が相手ではない、この前提は大きいです。

作業机の周りを片付けて、次の作曲の資料を新たに広げました。
こちらも来年の春に初演予定の、アルトフルートとギターのための二重奏曲。
システムの試験は何度か行ないましたので、実際の作曲の中でこれが上手く走ってくれるかどうか。
その後も新作の作曲予定が続きます。

期待に応えるだけではなく、期待以上のもの、期待を裏切るものを提示出来るか。
あいにく未熟者ではございますが、もっともっと冒険したいです!(*^▽^)/★*☆♪
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