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消失。

會田瑞樹リサイタル

どもっ(。・ω・)ノ゙自分です。

今週9日(木)19時より、杉並公会堂・小ホールにて、
會田瑞樹ヴィブラフォンソロリサイタル Vol.1 ~思いがけない出会い~』が開催されます(* ̄∇ ̄*)

第9回現代音楽演奏コンクール「競楽IX」(主催:日本現代音楽協会)第2位入賞など、
広く活躍されている打楽器奏者の會田瑞樹さんは、
武蔵野音楽大学ヴィルトゥオーソ学科を卒業し、今春より同大学院修士課程に在籍されています。

現代曲の初演などを早くから手掛けている會田さんが今回立ち上げられたのは、
ヴィブラフォンに特化した、この楽器の未知の可能性を探り出そうという企画。
また、常日頃から意識されているという三つの活動の方針、すなわち、
「師匠である吉原すみれ先生の委嘱した素晴らしいレパートリーを継承していくこと」
「あまり演奏されず時代に埋もれてしまった作品の復活」
「同時代に生きる作曲家に自分でも積極的に委嘱していくこと」
この三本柱も大きく関わっている公演となります。

第1回目となる今回のプログラムは、
松村禎三、西村朗、坪能克裕の三氏による旧作に加え、
木山光、清水一徹、山本和智の三氏と私による委嘱新作が初演されます。

さて、その拙作ですが、
タイトルは《moonlight dancer》と云い、會田さんに捧げられています(*゚▽゚*)

この作曲で先ず浮かんだのが、現代音楽の管弦楽曲や室内楽曲で多用される、
「arco(コントラバスの弓などで鍵盤を擦る奏法)」に特化させる、というアイデアでした。
アンサンブルの中だからこそ有効な奏法かも知れませんが、その音は余りに魅力的。
これだけで曲を作れないだろうか。。。

會田さんに相談した所、面白そうだという感想を頂くと共に、
元々ヴァイオリンを学んでいて、弓の扱いにも慣れており、
数種類の弓を所有しているという情報を得られたので、
このアイデアで作曲を進めることにしました(実際にはマレットも併用します)。

ヴィブラフォンによる音楽をイメージしているうちに、
とある映画のワンシーン(12月18日午前4時18分)を思い出しました。
(今日の時点では、シーンの詳細を割愛致します)

このシーンの途中で流れるのが、エリック・サティの《ジムノペディ 第2番》です。
そこで、これを下敷きとして、ヴィブラフォンの音に、
穏やかな冬の月下に舞う少女の想いを託したい、と思いました。

曲は、冒頭の3音による短いモチーフ(Fis-Gis-Cis)と、
《ジムノペディ 第2番》に基づく旋律、和声、構造から成り、
円周率から導かれた乱数による変容を繰り返しながら進行します。
音階は概ね調性(ダイアトニック)的。
また、會田さんの提案より、小回りの利くヴァイオリンの弓を用いることにしました。

ヴィブラフォンの魅力と可能性を追求する會田さんの熱意を受け、
私も普段の拙作とは違う世界を求めました。
Facebookで本作をご紹介下さった際、會田さんは次のように仰って下さいました。

   今回の田口さんサウンドは、これも今迄の田口さんを知っている方なら、
   驚く事間違いなしと僕は思っております。
   複雑なリズム、交差するマレット・・・は一切ございません笑
   それだけに、サウンド一つ一つの美しさが問われます。
   儚げな、そして優美さの中にちらつく「狂気」の表出・・・
   これもまた腕が鳴る作品なのです♪♪

會田さんと吉原先生のご指導の下、何度も書き直して、
ブラッシュアップを繰り返した後に脱稿した本作。
どのような音楽にして頂けるのか、大変楽しみです!!

また、本公演は、私にとって幾つかの勝手な思い入れがございます(●´ω`●)

先ず、最も敬愛する作曲家の一人、西村朗氏の作品と一緒に演奏して頂けること。
私が初めて購入した現代曲のスコアは、氏のオーボエ協奏曲《迦楼羅》でした。
こちらのブログに、氏への想いを色々と綴っております。
http://greenhorn2011.blog24.fc2.com/blog-entry-95.html

次に、独学の一番の師匠とも云える山本和智氏の作品と一緒に演奏して頂けること。
拙作が初めて公の場で音になったのは、2009年の日本現代音楽協会作曲新人賞本選会でしたが、
その終演後、私に声を掛けて下さった3人の中の一人が、和智さんでした。
以来、私淑させて頂いている作曲家なのです。





そして、私が作曲家を志して最初にお世話になった長谷川勉先生は、松村禎三氏の弟子でした。
長谷川先生から、松村氏の作品やお人柄、エピソードについて、色々と伺ったものです。

閑話休題。
音楽評論家の西耕一氏をして「憑依型の演奏」と評された、
まさに神懸かり的な會田氏の演奏。
Skypeを通じての拙作の練習においても、既にその片鱗が見えております。
現代音楽を苦手な方を含め、広くお薦め出来る公演だと私は思っております!!

皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げておりますヾ(=^▽^=)ノ


【プログラム】
木山 光(b.1983)/ヴィブラフォンのためのソナタ《LoverS》 【委嘱新作】
田口和行(b.1982)/moonlight dancer 【委嘱新作】
山本和智(b.1975)/interfering serface for 2 vibes 【委嘱新作】
西村 朗(b.1953)/虹の雫(2008)
坪能克裕(b.1947)/celestial-vib(2007/2011年、會田瑞樹舞台初演作品)
清水一徹(b.1976)/Ichnographia ~ Concerto for solo vibraphonist (with other percussion) 【委嘱新作】
松村禎三(1929-2007)/ヴィブラフォーンのために ~三橋鷹女の俳句によせて~(2002)

チケット:2,000円
お問い合わせ:會田瑞樹 mizu.vibraphone@gmail.com
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