記事一覧

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『毒っとクラリネット!』の録音が届きました

日本現代音楽協会より、昨年末にムラマツリサイタルホール新大阪にて開催された、
上田希さんのリサイタル、『毒っとクラリネット!』の録音が届きました。
本番ではなかなか平常心で居られず、
初めてゆったりとした気持ちで拙作の初演を聴くことが出来ました。
しかし、ゆったりと出来ないものが収録されていました…。
制作を担当された作曲家、福井とも子さんによる、
演奏前のインタビューまで収録されていたのです。
これはダメですよ。www
なかなか微妙に面白い空気が漂っておりました。
お客さんの笑い(失笑?w)も微かに収録されていたり…。
当日のドキュメントとしては、最高です。

拙作、独奏クラリネットのための《-ade》については、
上田希さんのおかげで、素晴らしい初演となりました。
明るい印象を与えるのは、きっと、上田さんのキャラクターのおかげでしょう。
また、以前からアコギのアルペジオを複数絡ませるのが好きだったためか、
アルペジエーターを走らせてツマミをいじったりするのが好きだったためか、
拙作は、アルペジオを中心に作られることが多いです。
この《-ade》も、また然り。
楽譜を見て下さった作曲家さん(拙作の初演に一番多く立ち会って下さっている方)から、
「楽器の持つ背景や伝統をそのまま踏襲しているにもかかわらず、
 作曲家のオリジナリティがストレートに組み込まれている」
というお言葉を頂けたことは、本当に嬉しかったです。
(しかし、脱稿出来て良かったですね、師匠!←限りなく私信)

ポップスからクラシックや現代音楽の作曲に足を踏み入れた時、
憧れていた音楽が幾つかございました。
そのうちの一つが、ショスタコーヴィチの交響曲第11番《1905年》です。
特に、第1楽章、その冒頭。
スコアを読む限りでは、そこまで難しくはないのですが、
この雰囲気を自作で出すことが、ずっと出来ませんでした。
しかし、《-ade》には在りました。
作曲中は全く意識しておりません。
それどころか、この曲を聴くことすら無くなっていました。
でも、憧れだけは、何処かに残っていたのでしょう。
《-ade》の後半、クラリネットと共に、奏者の声が聴こえてくる箇所。
「あの響き、音色だ…」と感じました。
まさか、オーケストラではなく、独奏曲で実現出来ることになるとは…。

《-ade》は、先月の『兵庫県立播磨南高等学校芸術類型発表会』で再演して頂き、
11月には、東京オペラシティ リサイタルホールにて開催される、
『日本現代音楽協会アンデパンダン展2011』にて、招待作品として再演して頂く予定です。

とあるクラリネット奏者の方から楽譜の希望を頂き、郵送したのですが、
演奏して頂ける日は来るのでしょうか。
また、鹿児島で再演出来る日は来るのでしょうか。
…なんて、勝手に妄想を膨らませております。

鹿屋や鹿児島でも、現代音楽の面白い企画を立ち上げたいです。
室内楽のコンサートは色々と開催されていますから、
そこで現代曲や拙作を取り上げて頂きたいな、とも思っております。
昨年末から、その布石を打っておりますが…。
なかなか難しいですね。
でも、まだまだ始まったばかり!
こういう状況だからこそ、やり甲斐もまた感じます!O(≧▽≦)O

その一環として、とある楽器の独奏曲を書こうかと考えております。
相手は、かなり強烈な演奏家さん。
楽譜を受け取って頂けるかは、全く分かりません。
軟弱な曲を書いたら、簡単に一蹴されるでしょう。
実際、辛辣なご批評を頂いたことがございます。
それに対する返答となるような曲を書きたいとも思っております。
…今は未だ、考え中。
「他人の評価なんてどうでもいいや」みたいに突き抜ける時が来ないと、
なかなか筆は進みません。
自分の中から言い訳を間引く作業にも似ています。
締切の無い作曲ゆえに、言い訳は何一つ出来ない筈。
締切のある作曲も進めながら、そして、苦吟を重ねながら、曲を温めて参ります。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

t_AGCH's twitter

カレンダー

04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

FC2カウンター

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。