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鹿屋で作曲するということ

今日、とある取材がありました(詳細な情報はNG、アシカラズ)。
自室での取材ということで、違った意味の緊張が…。
普段、友人も誰も訪れない部屋ですのでw、
「自分一人で作曲出来れば、それでいいかも」
みたいな気持ちで部屋のレイアウトをしているため、
昨夜は、軽く模様替えをする感じになってしまいました。
ちょうど作曲の切れ目でしたし、良い気分転換になりましたよ。w

取材の主旨は、
「鹿屋で(現代音楽の)作曲をするということ」
私のテーマでもあり、課題でもあり、ジレンマでもあり…。
今の私が向き合わなければならないことには違いありません。

有利か不利か、単純に考えると、色々と不利なのでしょう。
海外や東京は勿論、鹿屋と鹿児島市でも大きな違いがあります。
鹿屋で作曲することをポジティブに語ることが、今は多くなったものの、
それが、単に意地を張っているだけのように思えることもありますし、
祖父母の介護のため、というのも、単なる言い訳に思えることだってあります。

でも、ここから発信したい、というのも正直な気持ちです。
鹿屋に外から有名人を呼ぶだけでなく、ここから発信して、呼び込みたいとも思います。
今日の取材でも、自分のことだけを話せば良いものの、
焚き火ライブ、ユージバンド、おとやんさん、いかのっちヒメとヒコ、etc...
鹿屋から発信されている様々な方々について語りました。
また、日置市在住のイラストレーター、大寺聡氏がいつも仰っている、
軸足を地域に置きつつ、県外、海外の仕事を引き受ける」というスタイルに、
私も賛同する旨を語りました。

このような意識を持てたのは、県外での演奏機会を頂けるようになってから。
出来ないことでは、きっと、ない。
大寺さんが仰るように、自分のセンスに県境や国境を設ける必要も、ない。
逆に、鹿屋だけに固執するのであれば、
鹿児島県内に自分の城を築いて、その中だけで活動するのであれば、
余程の信念が無い限り、そんな活動はやめた方が良いと思うことさえあります。

あと、独学の田舎者のくせに、人とのご縁に恵まれていることも大きいです。
「知人の知人」まで手を伸ばすと、思わぬ人と出逢えることが多いです。
この鹿屋に、国内外で作品発表を続けている作曲家さんがいらっしゃったり。
鹿児島市には、年も近い、素敵な作曲家さんがいらっしゃったり。
鹿屋出身のピアニストさんは、オケの仕事でウィーン楽友協会の舞台に立ったり。
その友人は、IRCAM研究員さんだったり(フルート曲を書く際にお世話になりました)。
別の友人は、イギリスで活躍されているピアニストさんだったり(Cosmos Haptic!)。
彼らと繋げて下さったフルート奏者さんに、拙作を委嘱初演して頂いたり。
鹿児島県在住で現代音楽に強い方々は、他にもいらっしゃいます。
このことに気付かせて下さったきっかけは、twitterで、東京在住の方から、
「鹿児島に住んでいるなら、○○さんのために作曲しないんですか?」
と問われたことでした。
確かに、考えてみると、コラボレーションさせて頂きたい方が何人かいらっしゃいます。
リコーダー、打楽器、三味線、フルート、オーボエ、ハープ、
トランペット、ユーフォニアム、ピアノ、クラシックギター、etc...
(擦弦楽器が思い付きませんけど…)
加えて、昨年末から、音楽以外の方との接触も増えて参りました。
そのうちの二つ、箏と尺八は、今度の4月に実現致します。
(尺八、声、十三絃箏のための《夜想曲》が4月10日、鹿屋にて初演される予定)
そう云えば、今までに初演して頂いた幾つかの曲は、
鹿児島での再演も意識して作曲したものでした。

私のこういう態度は、現代音楽の純粋な芸術の形としては、確実に不純なものでしょう。
でも、甘えるためではなく、自分を鍛える場としては、
意外と良い環境だとも感じております。
行ったり来たりする中で、それぞれに学び、それぞれへ発信していきたいです。

今は未だ、無理に飛躍した思考しか持っておりません。
先立つものもございませんし、勢いだけで行動することも多いです。
鹿屋で実現させるためには、鹿屋を再び離れることも必要なのでしょう。
また、取材の中で、「今後、どのような作曲家になりたいですか」と訊かれた際、
即答出来ませんでした。
以前だったら、「深層心理の庭に咲く花へ届く曲を書きたい」と云っていたでしょうが、
その言葉は、全く出て来なかったです。
私の興味が違う所へ移ったということを、取材後、初めて実感致しました。
昨年の《-ade》から、コンセプトや技法、フォームへの興味が高まっているのは確かで、
だからと云って、今日のような場で語ることでもないような気がして…。
しかし、語る言葉を持たないということは、きっとダメなのです。
このままでは、拙作も私自身も、いつまでも未熟者(=greenhorn)のままです。

課題と改めて対峙する意味でも、今日の取材は意義深いものでした。
ただ、前述のように、「もっと面白い方がいらっしゃいますよ」と、
鹿屋を拠点に活躍されている方々の宣伝に力を入れたので、
私のことは掲載されない可能性もございます。ww

矛盾を沢山抱えたままではございますが、次に書く曲の準備を進めて参ります。

今日の撮影の際、いったい何枚のポスターが写り込んでしまったのでしょうか???
ちょっと気掛かりですO(≧▽≦)O

長文駄文を最後まで読んで下さり、誠に有難うございました。
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